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はじめに
前回は、糖質制限の良し悪しについて考えてきました。
今回は、いざ糖質制限食をどうやって行けばよいかを考えていきます。
ここでは、あれこれと細かい理屈を述べないで、できるだけ単純明快にどう進めていくかを紹介します。
余分な糖質を摂らないこと
糖質制限食を実践するにあたり、まずやるべきことは、間食や過度な飲酒など、食事以外で余分な糖質を摂っていたら、まずそれをやめることです。
間食を絶対摂ってはないということはありません。
もし食事の間隔が長過ぎるようなら、適度に間食を取り入れるのは有効なことです。
ただ、1日に摂取していいカロリーの範囲内で、不足しがちな栄養素を補うつもりで摂ります。
安易にお菓子を・・・というのはNGです。
お酒も飲んでもいいけれど、カロリーがあるので量に注意が必要です。おつまみが進んで食べ過ぎということもあり得ます。
余分を排除!まずはそれからですね。
糖質制限の目的を決める
それでも納得のいく結果がでなかったら、次は目的を決めます。
Q:なぜ糖質制限するの?
A1:血糖値が高いから、糖質を摂らないほうがいいと思ったから
この場合、自分でどうこうよりも医療機関に相談です。
A2:肥満だから
この場合、2~3ヶ月、主食を抜けばそこそこ減量はできると考えられます。単純に主食の分のカロリーが減るため。主食を抜いたからと他の物を多めに食べては効果が薄いかもしれません。また、長期間続けるのではなく、ある程度結果が出たら終了にしましょう。
A3:太りたくないから
この場合、BMIで痩せ気味の方はそんなこと考えないでください。標準の範囲だけれど、肥満に近いほうであれば、ちょこっと抜きで十分です。毎食少しずつ減らすでも、例えば夜だけ抜きなどでも。
まとめ
これまで色々な観点で糖質制限について紹介してきましたが、私が思う最も重要で忘れてはいけないことは「身体の声をきく」ということです。
食べ過ぎても、食べなさ過ぎても、運動しすぎても、しなさ過ぎても、いい身体の状態をキープできなくなると身体は不調を訴えます。
不調のサインを見逃さず、健康を害さないようにしていきたいですね。