はじめに

2018年7月23日は、過去最高の気温を記録しました。
ここ数日は、熱中症や水の事故などの報道が毎日されています。
このような時は、外に出てアウトドアするよりは、自宅のエアコンの効いた部屋で、2020年から始まる小学校のプログラミング教育の準備として、子供たちにパソコンやプログラミングに慣れてもらうことも夏休みの過ごし方の一つとしてはいかがでしょうか?

そういうわけで、このサイトで紹介しているいくつかの子供向けパソコン・プログラミング教育に関する記事がありますので、そちらを活用していただけると幸いです。


「子供向けのパソコン・プログラミング教育」:https://yun-craft.com/software-crafts/educate
※今後も記事を追加していきます。


教育のために重要なこと

筆者が子供の教育のために重要と思うことは、パソコンやプログラミングというものの存在を実感し、実物を触る経験をすることです。

興味を示すかどうかやできるできないといったことは、まずはやってみないとわかりません。

自宅で、使っていない古いパソコンがあれば、それを活用する良い機会でもあります。

なお、筆者が思う注意すべきことがいくつかあります。
どのように注意すべきかというと、「大人が少しだけルールを決めてあげる必要がある」ということです。

例えば、子供にパソコンを使わせると以下のようなことが起こります。
ゲームばかりする
時間を忘れていつまでも続ける
適当に触って壊したり重要なファイルを消したりする
はじめは没頭したが、すぐ飽きる

これらは、決してダメなことではありません。むしろ良いことだと筆者は思っています。
では、それぞれについてみてみましょう。

ゲームばかりする

子供は、とにかく遊ぶことが仕事です。そのため、パソコンを与えると「遊ぶ」目的で使い始めると思います。ゲームは遊ぶためのものですので、当然、パソコンに標準で入っているゲームに没頭し始めるでしょう。大人は、このような子供の習性に対して、「教育」という目的から「ゲームを禁止」することもあると思います。
しかし、筆者は、ゲームはむしろどんどんやるべきと考えています。
その理由は、ゲームには必ず「ルール」があり、「ルールを攻略する」ことが論理的な思考につながると考えているからです。
注意すべきは、「ゲームのレベルが上がって、うまくいかないとき」にどうするか?ということです。これについては、「はじめは没頭したが、すぐ飽きる」で解説します。
それと、わざわざゲーム買ったりダウンロードしたりして後から入れるのはやめましょう。本当にゲーム専用機になってしまいますので。


時間を忘れていつまでも続ける

子供の性格や個性にもよると思いますが、多くの子供は、パソコンのことが少しでも分かり始めると、何時間でも没頭するようになってきます。それこそ、親の言うことを聞かなったり、おやつやテレビなどの誘惑よりもパソコンに夢中になることもあるでしょう。
筆者は、それほどまでに没頭するようになった時こそ、子供がパソコンという道具の魅力に釘付けになったと感じます。
いつまでもパソコンで遊び続けるのは、良いことではありません。
しかし、そこまで没頭するようになった時こそ、子供に対して「何時まで」とか「1時間だけ」とか「雨の日だけ」といったいくつかのルールを作って「守らなければ、パソコンはできなくするよ」と言っておけば、ルールを守ってパソコンをするようになります。
このような状況になると、子供は自然とパソコンの隅から隅まで「何か面白いことはないか?」と勝手にいろいろなアプリなどを起動して使い始めます。
それこそ、大人なら勝手に触らないオペレーティングシステムの中核ファイルを触ってみたり、いろいろなことをするようになります。


適当に触って壊したり重要なファイルを消したりする

教えもしないで勝手に触って使ってモノを壊すことを子供は当たり前にやってしまいます。
大人はこれに対して注意したり叱ったりします。モノがパソコンだった場合、精密機械ですから、おもちゃと違って壊れやすいので、大人は余計に注意したり叱ったりします。
しかし筆者は、これこそ子供にとっては良い経験だと考えています。
壊れないモノや壊れにくいモノを子供に与えて「壊れなかったね」とか「大事にできたね」というのは、ちょっと違うと思います。
やはり「壊れやすいモノ」を「壊れないように」「大事に使う」ということが重要です。
例えば、オペレーティングシステムの重要なファイルを子供が消してしまった場合、次に起動しようとしても起動できなくなります。
こんなとき、大人は子供をひどく叱るかもしれません。
しかしこのとき、子供は、どうやったらから壊れたのか?ということを考え始めます。
楽しく使っていたパソコンを自分で壊してしまったことに対して、反省よりはむしろ「やってはならないルール」を見つけ出すようになります。
何をしたら壊れるとか、何はしてはいけないとか、そういったことをすべて最初から教えるとキリがありません。
最低限「水をかけてはダメ」とか「落としてはダメ」「叩いたり投げたりしてはダメ」程度の「ハードウェアが壊れない」ような対策だけしておけば、パソコンは直すことができます。(もちろん、再インストールなどは必要になりますが)
ですので、子供にパソコンを使わせる場合は、再インストールを何度しても良いお古のパソコンから始めるようにしましょう。
いざ起動しなくなったら、子供に何をしたらそうなったかを考えさせて、同じ過ちをしないようにします。
できれば大人が「どうしたから動かなくなった」ということを説明できるのが一番良いのですが、その辺は結構高度な知識が必要になります。

 

はじめは没頭したが、すぐ飽きる

子供がゲームや遊びに飽きる原因は「面白くなくなった」とか「面倒くさくなった」とかだけではありません。やりたいのに「難しくてできない」とか「思うようにできない」といった状況になっても「飽きた」と言ってやらなくなります。
ですので、「飽きた」とか「やらなくなった」ときには、大人が何か手助けをする必要が出てきます。
逆に言うと、このタイミングで「できなかった」ことを「できるようになった」に変えることができると、子供はとても嬉しくなります。嬉しくなると、探求心や向上心が増し、もっと高度なことをやろうと挑戦し始めるかもしれません。
そのような状況になったら、次は「プログラミング」が出番になると筆者は考えています。

このように、子供がパソコンに対しての態度によって、大人がうまく子供を良い方向に誘導していくことが大切です。

 

まとめ

大人がパソコン・プログラミング教育のために子供に対して何をすべきかというと、それほど多くのことをする必要はないと筆者は考えています。大まかにいうと以下の4点です。

1.お古のパソコン(環境は新しく構築)を与える
2.パソコンを使う上での基本ルールを与える(時間を守ること、ハードウェアを壊さないこと)
3.パソコンを壊したら、怒らず叱らず、再インストール
4.飽きた時こそお手伝いしてあげる

「子供がパソコンなんて...」という時代はもう終わりだと筆者は考えています
そんなことを言っていると2年後には、他の子供達に後れをとってしまうことでしょう。

これからは、子供だからこそパソコンを使っていく時代になっていくと思っています。
ですので、大人たちも子供たちに負けないように、日々、新しいことに取り組んでいってください。