自分が知らなかったり知っていても人に説明できないようなあやふやだったワードを簡潔にブログとして記述しながら知識を身につけていく事を目的とした記事の2回目です。
情報処理技術者として、概要レベルくらいは知っておくべきワードについて、概要を記載しています。
 

可変区画方式

メモリーを管理する際の区画方式のひとつで、プログラムが実行されるたびに、そのプログラムに必要なだけの(可変的な)大きさをメモリーから割り当てる方式のことである。

 

動的リンキング

プログラムの実行時に、ライブラリ(複数のプログラムが共通で利用するモジュールのセット)をロードする機能のこと。 

 

動的再配置

実行中のプログラムを、メモリー上の別の領域で実行するために、アドレスを新たに割り当てること。動的再配置とも呼ぶ。

 

損益分岐点

管理会計上の概念の一つ。売上高と費用の額がちょうど等しくなる売上高または販売数量を指す。前者を損益分岐点売上高といい、後者を損益分岐点販売数量という。単に損益分岐点と言った場合、管理会計では前者を指し、経営工学では後者を指すことが多い。

 

セル生産方式

1人または少数の作業者チームで製品の組み立て工程を完成まで行う。作業者一人が受け持つ範囲が広いのが特徴。

 

ハイブリッド暗号方式

共通鍵暗号方式と公開鍵暗号方式の長所を組み合わせて作られている仕組み。
ハイブリッド暗号方式を実現するための1つめのポイントは,「送信者が任意に共通鍵を作成する点」。
この共通鍵は、1回使ったら次回以降は同じものを使用しない。

 

SMIL (Synchronized Multimedia Integration Language)

「スマイル」と読む。
XMLによって作られたマルチメディア記述用の言語で、時間に関するコントロールや、スクリーン上のプレゼンテーションのレイアウトなどを行うことを目的としたもの。
たとえば、音楽再生開始後に3秒秒置いて画像を切り替える、のような処理を記述する。

 

定量的リスク分析

特定したリスクがプロジェクト目標全体に与える影響を「数量的」に 分析するプロセス。

 

B木

Wiki(https://ja.wikipedia.org/wiki/B%E6%9C%A8)
データ構造を枝分かれした図で表したツリー構造のモデルのひとつで、データの分岐(枝分かれした「葉」)の先がすべて同一の階層に属しているような構造モデルのことである。
B木では、葉を除いた全ての節が一定数以下の分岐(枝)をもち、その先が分岐した元の枝よりも少ない分岐を持っている。
最大レコード数Xに対してアクセスオーダーはlogX。

 

B+木

Wiki(https://ja.wikipedia.org/wiki/B%2B%E6%9C%A8)
キーを指定することで挿入・検索・削除が効率的に行える木構造の一種である。動的な階層型インデックスであり、各インデックスセグメント(「ブロック」などと呼ばれる。木構造におけるノードに相当)にはキー数の上限と下限がある。
B+木はB木とは異なり、全てのレコードは木の最下層(葉ノード)に格納され、内部ノードにはキーのみが格納される。
最大レコード数Xに対してアクセスオーダーはlogX。

有限オートマトン

有限個の状態と遷移と動作の組み合わせからなる数学的に抽象化された「ふるまいのモデル」。
デジタル回路やプログラムの設計で使われることがあり、ある一連の状態をとったときどのように論理が流れるかを調べることができる。

 

ARP(Address Resolution Protocol)とRARP(Reverse Address Resolution Protocol)

ARP :IPアドレスからMACアドレスを取得する。
RARP:MACアドレスからIPアドレスを取得する。
どっちかよくわからなくなるので、ARP:IP→MACと覚えておき、RARPは逆と理解する。


アーンド・バリュー・マネジメント(Earned Value Management, EVM)

予算 および予定の観点からプロジェクトがどのように遂行されつつあるかを定量的に評価するプロジェクト管理の技法。

 

コンフィギュレーション・マネジメント(Configuration Management)

システムのライフ サイクルにわたる範囲、性能、機能的および物理的要件、設計、操作に関する情報など を確立し維持する作業またはプロセス。
一般的に「構成管理」とだけ言われている。構成が複雑な情報システムの管理に使われている。

 

コンフリクト・マネジメント

Conflictは「意見や利害の衝突、葛藤、対立」といった概念を意味する言葉で、組織運営においてネガティブに評価されがちなこうした状況を、組織の活性化や 成長の機会と捉え、積極的に受け入れて問題解決を図ろうとする考え方。

 

ポートフォリオ・マネジメント

製品ライフサイクルと製品製造現場における経験曲線効果の概念を元にした経営理論。


クロスセクション法

先行事例をもとにして将来を予測する手法のこと。
クロスセクション法は、予測 が困難な問題に直面した時に、過去の似たような事例をもとに予測を立てる。

 

シナリオライティング法

現在の状況をもとにして将来を予測する手法のこと。
さまざまな事象に対して予測を行い、どのように進行していくかをシナリオとして書く。
一般的には、都合のよい楽観的シナリオと都合の悪い悲観的シナリオ、楽観と悲観の間の中間的シナリオの3つのパターンを用意することが多い。

 

親和図法

言語データを、グループ分けして、整理・分類・体系化する方法。
事実・意見・発想を言語データでとらえ、それらの相互の「親和性」によって統合した図を作る。

 

デルファイ法

多数の人に同一のアンケート調査を繰り返し、回答者の意見をまとめる方法。
2回目以降のアンケート調査では、前回の調査結果を回答者にフィードバックし、回答者は全体の意見の傾向を見ながら、課題を再評価することが普通のアンケート調査と異なる特色。

 

今回のメモは以上です。