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新型コロナウィルスの影響で自宅でのテレワークが始まったもうじき1年になりますが、昨年5月頃にテレワークの効率UPのためにMicrosoftのキーボード&マウス「Sculpt Comfort Keyboard L3V-00029」(https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/todays_goods/621610.html)を半年前に購入し、使用感がよく気に入って使っていました。
10年以上前にMicrosoftのナチュラルキーボード(例えばこういうの:https://erabikata.info/natural-keyboard.html)を使ったことがあり、「結構良いな」と思いながらも大きくて机を占有するために、普通のキーボードに戻した経験があったのですが、もう少しコンパクトで手にフィットするキーボードが無いか探したところ、この製品に出会えました。
実物の写真は以下のような感じで、ナチュラルキーボードのような手にフィットする曲線や中央の厚みがありながら、大げさにせず、また右左分離でもないところが自分にとって丁度良い感じでした。
また、手首の置き場(パームレスト)は、個人的には不要だったので、パームレストが取り外せるのも気に入った理由でした。
(パームレストを外すとこんな感じで、コンパクトになります)
付属のマウスもちょうど良い感じで、横にあるWindowsボタンもそれなりに使っていました。
しかしながら、使い始めてしばらくすると、マウスの左クリックやドラッグなどを酷使したためか?付属のマウスの左ボタンの感度が非常に悪くなってしまいました。
クリックはそれなりの感度でしたが、ドラッグするときの左ボタンの押しっぱなしが途中で抜けるため、領域選択系の操作やドラッグ&ドロップをよく失敗するようになってしまいました。
この製品はキーボードとマウスのセットなので、どちらかがダメになると、キーボードとマウスの両方交換するか、ダメになったマウスを使わずに別のマウスをPCに繋いで使うしかありません。さすがにキーボードの方がメインだったので、付属のマウスのせいで買い替えなんて当然できません。キーボードやマウスは消耗品という考え方もありますが、そこそこ高価な(8千円くらい)買い物だったので、買い替えるのももったいない。さらに、古い製品なのでMicrosoftのサポートにクレームを言ったところで大した対処はされないだろうなぁと思い、自分で何かしらの対処ができないか考えてみました。
まず、似たような事例が無いかインターネット検索してみると、同じような事例(https://ameblo.jp/riceball0/entry-12614661403.html)はあるようで、きっと交換や買い替えをしたところで、多分同じような症状が再び起こるのではなかろうかと思い(ボタンを押すときに必要以上に力が入っているなど、私自身の身体的な癖が原因のような気がしています)、以下の対策をしてみました。
・上記の事例に倣って突起部分にシールを貼る
・下図の赤丸部分の突起の内側にシールを貼る
・突起の内側はシールだと剥がれやすいのでビニールテープを貼る
それぞれ試してみましたが、シールもビニールテープも柔らかい素材なので、ボタンを押したときの圧迫を素直にボタンに伝えられないため、症状が改善することはできませんでした。
そこで、柔らかい素材ではなく硬くて薄い素材を突起部とボタンの間に挟めばどうか?と考え、下図の赤丸のようなプラスチック片(スーパーなどの会員カードのような磁気やICカードではない薄めのプラスチックカードをハサミで切ったもの)を突起部とボタンの間に入れてみました。
プラスチック片は、大きさを突起の窪みより少し小さめに切ってピンセットで入れました。
プラスチック片を入れた後は、こんな感じになりました。(光の加減でわかりにくいかもしれませんが...)
実際に使ってみると、範囲選択やドラック&ドロップ等の左ボタンの押しっぱなしが抜けることもなくなりました。本来のキーボードとマウスの両方を使えるようになりました。
もし再び調子が悪くなったら、今度はもう少し厚めのプラスチック片にしてみようかと思います。